これを知ったら運動をしない理由はない!運動による6つの心理的効果

2019年9月8日

みなさん、「ランナーズハイ」という言葉を聞いたことはありますか?

マラソンなど、長距離を走っているランナーが感じる陶酔状態のことを指すのですが、これは運動による多幸感から来ています。

運動には、さまざまな心理的な効果があると言われています。
今回は、なぜ運動をすることでストレス軽減や幸せに気持ちになれるのかをお伝えしていきます。

 

運動による6つの心理的効果

・ストレスを減らし、耐性を高めてくれる
・寝付きが良くなる
・集中力を高めてくれる
・楽観的になれる
・依存をコントロールできる
・気持ちの落ち込みを減らしてくれる

ストレスを減らし、ストレス耐性を高める

ヨガをする外国人女性
運動はストレスを減らし、ストレス耐性を高めてくれます。

人はストレスを受けると、興奮状態・緊張状態になるように信号が送られるのですが、その命令を抑制してくれる新たな神経が、運動によって発達すると言われているからです。

また、運動することで「GABA(γアミノ酪酸)」という神経伝達物質を放出する神経が増えるとも言われています。
GABAは、興奮状態となった脳を静めてくれ、しかも、酸素供給量を増やすために、細胞の代謝機能を高めて思考力や集中力を高めてくれる作用もあります。

 

寝付きが良くなる

眠る 外国人女性
運動は寝付きを良くしてくれます。

寝付きを良くしたり、質の良い睡眠を得るためには、夜にメラトニンというホルモンが放出されることが大切になります。

そして、夜にメラトニンを多く分泌させるためには、メラトニンの材料となるセロトニンというホルモンを日中に高めておく必要があります
この、セロトニンは、運動によって高まる事が知られており、適度な運動をすることで、セロトニンを増やし、夜にメラトニンを分泌させやすくすることで、寝付きの良さや質の良い睡眠に繋がるのです。

セロトニンを分泌させるための運動の種類としては、リズム運動(ガムを噛むことやウォーキング・水泳など)が良いとされています。

 

集中力が増す

外国人 集中
運動をすることで集中力が増すと言われています。

これは、「ドーパミン」というホルモンの働きによるものです。

運動するとドーパミンが分泌されることが分かっています
強い負荷になるほど、ドーパミンは多く出ると言われています(ただし、急に過負荷な運動は禁物です)。
なぜドーパミンが集中力を高めてくれるかというと、ドーパミンには外部からの音をシャットアウトしてくれる作用があるからです。

私たちの周りには、雑音が沢山あります。
運動をすることで、ドーパミンの分泌が増え、周りの雑音がシャットアウトされやすくなり、集中力が増すことに繋がります。

仕事や趣味などに熱中している人に話かけて返事が返ってこないときなどは、ドーパミンの作用から来ているといえます。

 

楽観的になれる

ポジティブ 文字
運動をすることで楽観的な考え方になると言われています。

楽観的とは、物事がうまくいくものとして心配しないさまを指します。
カナダの心理学者の実験によれば、運動をした人の方が、運動しなかった人に比べて、不安感を感じることが少なく、物事を楽観的にとらえることができていたようです。

 

依存をコントロールする

サラダを食べる 外国人女性
運動をすることで依存心や依存症を減らすことができるといわれています。

依存はどこから生まれてくるのかというと、「ドーパミン」と呼ばれる神経伝達物質が大量に出たときに生じます
ドーパミンは「報酬を得る」ために意欲ややる気を出してくれる、一見良い神経伝達物質です。

ですが、それが満たされない場合は、達成したいという情動が強く出てしまいます。
例えば「ケーキが食べたい!」とか「新しい服が欲しい!」など。

このドーパミンをコントロールしているのが「セロトニン」という神経伝達物質です。
セロトニンは、これらの神経をコントロールして情動、ようは依存的な心を抑制してくれます。

運動をすると、セロトニンの分泌が促されるため、依存症を減らすことに繋がります。

 

気分の落ち込みを減らしてくれる

若者 ジャンプ
運動をすることで抑うつや、気持ちの落ち込みを軽減することができます。

これには、先ほど出てきた「セロトニン」と「エンドルフィン」という神経伝達物質が関係しています。

 

セロトニンには、不安を抑制したりドーパミンをコントロールしてくれる作用があることはお伝えしました。

そして、もうひとつ出てきたエンドルフィンには、モルヒネなどの麻薬と似た作用を示す物質で、痛みを減らし、幸福感を生み出してくれると言われています

 

おさらいと運動のススメ

・リズム運動(ガムを噛む、ウォーキング、水泳など)で寝付きが良くなる
・筋トレなど、ある程度の強度をもった運動でドーパミンが分泌され集中力が高まる
・エンドルフィンの効果によって、15分~20分のジョギング後は12時間の幸福感を得られるとも言われる
・酸素運動でも無酸素運動でもどちらでも効果あり(両方取り入れることが効果的)

 

まとめ

「運動はダイエットのため」と思ってやっている方も多いと思いますが、食事管理のみならず、運動も取り入れている方が継続しやすい理由には、こういった心理的な作用もかかわってくるからなんでしょうね。

ダイエットのため以外にも、こういった素晴らしい効果があることを念頭に、普段の生活にぜひ運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。