メイクしたまま寝ちゃった時の6つの対処法【予防策も紹介】
「メイクしたままつい寝てしまった」なんて事ありますよね。
今回は、メイクしたまま寝ちゃった時の対処法を6つご紹介します。
また、メイクしたまま寝てしまうのを防ぐコツも合わせてご紹介します。
目次
メイクしたまま寝ちゃった時の6つの対処法
メイクしたまま寝ちゃった時の対処法を、6つの手順でご紹介します。
クレンジング剤をたっぷり使ってメイクを落とす
まず、慌てず騒がず、化粧を丁寧に落としましょう。
その時のポイントとして、いつもより多めのクレンジング剤を使って落とします。
化粧をしっかり落としたい気持ちはありますが、ゴシゴシと擦らず、指の腹を使ってクルクルと「汚れを浮かす」ことをイメージしながら落としていきましょう。
最後は、ぬるま湯で優しくすすぎます。
シャワーを当てたりせず、溜めたぬるま湯を手ですくい、パシャパシャと優しく流します。
蒸しタオルで毛穴を開かせる
丁寧に化粧を落としきったら、次は洗顔前の準備です。
温めることで毛穴をしっかり開かせ、また血行を良くすることができます。
蒸しタオルの作り方は、清潔なタオルを濡らしてビニール袋に入れ、電子レンジで数十秒温めます。
熱過ぎない温度に冷ましてから、顔全体に当て1~2分待ちましょう。
優しく洗顔する
次は、毛穴に詰まってしまった皮脂やファンデーションを洗顔でしかり落としましょう。
洗顔料は界面活性剤などが含まれており、肌への刺激が強過ぎてしまうため、「固形石鹸」がオススメです。
しっかりと泡立て、手の平や指の腹を使って、洗顔していきます。
洗顔のときもゴシゴシと擦らず、泡で洗うように、指と顔の肌の間に泡の壁を作るようにして洗います。
すすぐ際は、洗面器などに溜めたぬるま湯を少しずつ肌に当てて洗い流します。
くれぐれも、シャワーなどを直接当てないでください。
また、あごなどのUゾーンはすすぎ残しが多い部分になるので、こちらもしっかりとすすぎきるようにしましょう。
入念な保湿ケアをする
クレンジング同様、普段より多めに化粧水や美容液を使ってください。
また、 化粧水をコットンに含ませて、3~5分ほど肌にのせてパックをしたり、乳液をつけてしっかりと保湿したりしましょう。
美容液には、保湿効果にプラスしてお肌に栄養を与えてくれます。
メイクをしたまま寝てしまった次の日は、ぜひ、多めに使ってあげましょう。
食事やサプリで栄養補充
保湿までできたら、ほぼ完了です。
あとはその日を丁寧に過ごすことです。
摂取したい栄養素としてはタンパク質と亜鉛ビタミンA・B・C・E群です。
タンパク質、亜鉛、ビタミン群は以下の食材に多く含まれます。
- タンパク質:肉、青魚、大豆類
- 亜鉛:牡蠣、チーズ類
- ビタミンA:にんじん、ほうれん草
- ビタミンB:海藻類、ナッツ類
- ビタミンC:いちご、みかん、ほうれん草
- ビタミンE:煎茶、ナッツ類、大豆類
食事からの摂取で難しい場合は、サプリメントを活用してみるのもアリです。
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翌日は早く寝る
睡眠は、お肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促すためにとても大切です。
特に、眠り始めの90分間にお肌のターンオーバーを促すための成長ホルモンが沢山分泌されます。
また、睡眠不足はストレスに繋がり、血行不良から肌荒れに繋がります。
次の日は、しっかりと入浴し、寝る前のパソコンやスマホは避けて、ぐっすり眠れるように心がけましょう。
メイクを落とさず寝るのは肌トラブルの原因
2013年頃「1ヶ月間メイクを落とさないとどうなるか」という実験が行われたそうです。
その結果は、1ヶ月メイクを落とさないで生活すると10歳老けるというものでした。
1ヶ月もメイクを落とさないという状況はありえないとは思いますが、お肌にはとっても良くないことという証拠が一目瞭然ですね。
化粧を落とさないと、ファンデーションなどの油分や顔の皮脂が酸化して、活性酸素を出してお肌に悪影響を及ぼします。
みなさんは、1日の中で、どのくらいの間メイクをしている状態が続いていますか?
起床して朝の6時にメイクをし、かえってきて22時にメイクオフするなんて方もいらっしゃると思います。
そうすると、24時間のうちの16時間、1日の2/3もの時間をメイクした状態で過ごしていることになります。
それを考えるだけでも、お肌には良くなさそうだなと思いますよね。
更にお肌の新陳代謝は夜眠っている間に多く起こります。
つまり、メイクを落とさずに眠ってしまうと、肌が新陳代謝を起こせなくなってしまうのです。
メイクしたまま寝ると肌はどうなる?
- 肌のターンオーバー(新陳代謝)が遅くなる
- 毛穴が広がり、ニキビが増える
- メラニン沈着が促されシミが増え
- 炎症により乾燥肌、敏感肌になる
- 潤いが失われ、シワの原因となる
ざっと挙げただけでも、お肌にとって悪いことばかりです。
どんなに疲れていても、メイクだけは必ずその日のうちに落としてから寝るようにして下さい。
帰宅したらすぐ洗面所でメイクオフ
メイクしたまま寝たいようにするコツは、眠くなる前にメイクを落としてしまうことです。
つまり、家に帰ってソファーで一息つく前に、洗面所へ行って洗顔をしてしまいましょう。
少し話がずれますが、すぐに洗面所に向かうことで、手洗いうがいも一緒にできて、風邪予防にも繋がります。
ぬるま湯での洗顔・・・だけじゃダメ!
メイク落としが面倒だからといって、ぬるま湯だけの洗顔ではダメです。
水・お湯だけの洗顔でも、表面の汗や塵・ほこりを落とすことはできますが、ファンデーションの油分や皮脂、常在菌などの細菌などは、しっかりと洗顔をしなければ落とせません。
面倒なときは拭き取りシートを使う
分かっていても、すぐに洗面所に行けず、どうしても疲れや眠気に負けそうになってしまう時もありますよね。
そんなときは、拭き取りシートでメイク落とししてしまうのもありです。
メイク落としシートを使うと、丁寧なクレンジングと比べて、やはり肌への摩擦や圧力でお肌のシワを作りやすくしてしまいます。
また、こういったシートには、アルコールや防カビ剤が含まれていることもあり、肌への刺激が強くなってしまいます。
極力こういった便利グッズを使うことは避けたいのですが、メイクを落とさずに寝てしまうよりはまだマシです。
使うときは、あまりゴシゴシと拭き取らず、じわっと肌になじませるように拭き取ってあげて、本当にいざという時にだけ使うようにしましょう。
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肌に優しいファンデーションに替える
最近では、ミネラルファンデーションというものも出てきています。
ミネラルファンデーションなら「メイク落としが不要」ということではありませんが、ミネラルファンデーションは乾燥を防ぐことができたり、メイク落としが楽になったりするメリットがあり、肌への負担を減らすことができます。
デメリットとしては、カバー力とキープ力が落ちることと、アレルギーがある方は使用できないことですが、時期やタイミングにあわせて、例えば残業が続くことが予想される時とか、年末年始などで飲み会・女子会が増える時期などに普通のファンデーションと上手に使い分けてみるのがいいかもしれません。
まとめ
メイクを寝たまましてしまってもOKという事は絶対にありません。
それでも、ついうっかりなんてこともあると思います。
もしメイクをしたままうっかり寝てしまったときは、慌てず、今回ご紹介したことを試してください。
少しでも、肌への負担が減らせられたら幸いに思います。